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大人が子供を殺す話

ものごころがついた頃からわたしは絵を描いたり、ものをつくることが好きだった。
幼稚園の頃、家で母親とふたりで頑張って工作をした。牛乳パックやトレーで作った大きな船。なかなかの出来だった。次の日幼稚園に持って行くと、先生は「すごい!誰が作ったの~!?」とクラスメイトに聞いてまわった。わたしはもちろん自分だ!と手を上げた。すると、「僕が作りました!」とひとりの男の子も手を上げた。先生はわたしに「ごめんね!これは○○くんが作ったんだよ!」と言った。わたしはクラス中にうそつき呼ばわりされた。先生もクラスメイトも、わたしの話は聞かず、彼の言うことだけを信じて、誰もわたしを信じてくれなかった。家に帰ると、母親に「工作どうだった?^^」と聞かれた。一生懸命手伝ってくれた母親に、わたしは本当のことが言えなかった。

先生に万引き犯と決めつけられて自殺してしまったおとこのこのニュースを見て、わたしはこの出来事を思い出した。